いっぱいたべたブログ

京都のおっさん雑記します。得意なテーマ探します。

雪の京都

どうも、いっぱいたべたです。
雪の京都って言うてみたものの雪すぎる!
寒波到来、ということで寒さで凍えております。
南側に高い建物があり、かつ北側にある職場の居室では、ダウンを着っぱなしです。
エアコンなんか効きません。

自然の力って偉大。

京都に寒波

どうやら寒波が来るらしい。
そんな話を聞いたのが一昨日の昼頃でした。
雪が降るらしいよ、なんて言いながら半信半疑でした。
朝は晴れていたのもあってもちろん自転車で通勤です。
午後になってふと気づくと横殴りの雪がふっています・・・。
職場の皆さんもざわついています。
あれよあれよという間に道路が真っ白に。
5階から見てもわかるくらいに雪が積もっています。
盆地とはいえ山というほどでもなく、北国でもない京都。
気温はそんなに低くないので雪もサラサラではありません。
皆さん、足にまとわりつかせながら歩いているようでした。

雪道

ついに帰宅する時間が来ます・・・。
雪の中、自転車を置いて帰るか、押して帰るか・・・。
おそらく翌日の朝には乗ってこられないだろうという想像はできたのですが、雪が降りすさぶ中に自転車をさらして帰るのが嫌だったので、持って帰ることに。
全く雪を想定していなかったので、靴も普段のスニーカー。
その中でも特にグリップの効かない靴で、雨の日にはでこぼこの金属製ペダルでさえ時折踏み外すくらいです。
まずい・・・。
氷になっていなくても、少し踏み固められただけの雪で滑ります。
なんなら自転車を杖代わりにしながらゆっくり歩きます。
もう、道が雪で埋まって横断歩道が見えません。
危なかったですね。

御所

そこでふと、京都御所が見えました。
御所の中は人が通ってないから踏み固められてなくて少しでも安全なんじゃないか?
そう思った私は、迷わず御所に突っ込みました。
はい、大誤算。
雪が深すぎます。
歩く分には滑らないのですが、自転車が・・・。
雪がさらさらしていないこともあって、車輪に絡まる絡まる。
それがブレーキのところに引っかかってどんどん膨らんでいきました。
で、ブレーキがロック!
もうどうしようもありません。
後輪が止まったまま雪の中を引きずります。
前輪を持ち上げて後輪だけで走らせると何とか車輪が回ります。
そうやって、前輪、後輪、前輪、後輪・・・。
少しずつ進みますが、いかんせんしんどい。
しかも自転車は金属製なので手がどんどん冷たくなっていきます。
前輪、後輪、前輪、後輪・・・。
もう無理!
すぐ次の門からつるつる道路に戻ることを決意。
雪の当たらない門の下でひざ下に手を入れて温めながら来たる氷との戦いに備えます。

つるつる

そっから先はもう、つるつるとの戦いです。
少しでもグリップが効きそうな踏み固められていない部分やマンホールの上を選び、歩幅を小さくして横に力がかかりにくいように体重移動で歩きます。
それでも、ちょこちょこ滑るのでバランスを取るために体中に力が入ります。
自転車を杖にしながらですが、頼りすぎると滑ってしまいます。
難しい力加減で少しづつ家に近づいていきます。
で、更にここ数日腰が痛いので滑ってバランスを取るために反応した後、バランスを崩さないように悶えます。
普通に歩けは30分のところを45~50分ほどかけて無事たどり着きました。

大変な思いはしたのですが・・・。
一応、ベランダの雪でちっちゃな雪だるまは作っておきました。

翌朝

翌朝は自転車を置いて徒歩で出勤。
ベランダから道路を見るとガッチガチのアイスバーンになっていたからです。
できるだけ大通りを選んでの出勤をしようと思い家を出たのですが・・・。
結構凍ってました。
で、道路はやっぱり氷が溶けにくいのだろうと、懲りもせず京都御所へ。

雪の御所

真っ白な中、結構歩きやすく滑ることはありませんでした。
自転車で通勤している猛者もいるようです。
元気な大学生が雪合戦してました。
二人で・・・。

偉大な力

太陽の力は偉大ですね。
やはりというべきか、鴨川沿いの日の当たる道路は朝からしっかり氷が解けていました。
人の営みの力も感じました。
車が通る車道のタイヤ跡、地下鉄の入り口、大きい会社の通勤路。
こういった、たくさんの人が行き来する場所はちゃんと氷が解けていました。

そんな力のおかげで無事転ぶこともなく職場につきました。
そんなこんなで、本日道路の氷はほぼほぼ解けていましたので今後転ぶこともないでしょう。
ただ、雪がちらついています。
積もることはないと信じていますが、まだまだ寒いので皆様お体にお気を付けください。
それでは、また。